昭和歌謡LOVE

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雪の降る寒い夜はこの曲を思い出す。北島三郎「風雪ながれ旅」

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リリース:1980年9月15日
作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
歌手:北島三郎


破れ単衣に 三味線だけば
よされよされと 雪が降る
泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて来た
アイヤー アイヤー
津軽 八戸 大湊

三味が折れたら 両手を叩け
バチがなければ 櫛でひけ
音の出るもの  何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
アイヤー アイヤー
小樽 函館 苫小牧

鍋のコゲ飯 袂でかくし
抜けてきたのか 親の目を
通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい
アイヤー アイヤー
留萌 滝川 稚内


この曲は津軽三味線奏者の高橋竹山の生涯を元に作られた。
私が、津軽三味線の音を聞いたのは三宮の高架で路上ライブをしていた奏者の演奏を聴いたのが初めてだった。

音で鳥肌が立ったのは初めてだった。

それ以来津軽三味線に魅了されている。

青森に行ったときも津軽三味線会館に行って演奏をきいてきた。


津軽三味線会館|かなぎ元気倶楽部

その時に高橋竹山と出会った。CDも買った。


三味線じょんから(新節)/(初代)高橋 竹山 Samisen-jyonkara / Takahasi ...

三味線じょんがら節

三味線じょんがら節

よされ、よされという意味が
「世去れ、世去れ」と言うことだと知ったのも青森にきたときだったと思う。

盲目のものがこの世にいても何も役を生まない。だから「世去れ」。せつなすぎる・・・。

そんな思いを感じながら聴いていただきたいと思います。

北島三郎 風雪ながれ旅


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