あたしの海をまっ赤に染めて なんともいえない無常感 夏のやるせなさ 「八月の濡れた砂」
リリース:1972
作詞:吉岡治
作曲:むつひろし
歌手:石川セリ
あたしの海をまっ赤に染めて
夕日が血潮を 流しているの
あの夏の光りと影は
どこへ行ってしまったの
悲しみさえも焼き尽くされた
あたしの海は明日もつづく
打ち上げられた ヨットのように
いつかは愛も くちるものなのね
あの夏の光りと影は
どこへ行ってしまったの
想い出さえも残しはしない
あたしの夏は明日もつづく
あの夏の光りと影は
どこへ行ってしまったの
想い出さえも 残しはしない
あたしの夏は明日もつづく
私がこの曲を聞いたのは石川セリさんの特集がNHKでありその歌を歌ったときだった。石川セリさんはちょうど声がでなくなり発声方法を変えて歌を歌うことにより声がでせるようになったところで、その歌い方は切なくて苦しくてなんともいえない気持ちになる歌い方だった。
そしてその歌詞もなんとも切なく無常な気持ちになるもので、聞いた私は
なんだこの希望もなにもない歌は?と驚いた。
映画をyoutubeで見てみた。
またこれもなんとも言えない無常感。
どうしようもない、やり場がない気持ち。
私が見たなんともいえない映像がyoutubeで見れない。