昭和歌謡LOVE

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疑うことを覚えて人は生きてゆくのなら不意に愛の意味を知る 「さらばシベリア鉄道」 太田裕美

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リリース:1981年

作詞:松本隆

作曲:大滝詠一

歌手:太田裕美

哀しみの裏側に何があるの

涙さえも氷りつく白い氷原

誰でも心は冬を

かくしてると言うけど

あなた以上冷ややかな人はいない

君の手紙読み終えて切手を見た

スタンプにはロシア語の小さな文字

独りで決めた別れを

責める言葉捜して

不意に北の空を追う

伝えておくれよ

十二月の旅人よ

いつ・・・いつまでも待っていると

この線路の向こうに何があるの?

雪に迷うトナカイの哀しい瞳

答えを出さない人に

ついてゆくの疲れて

行き先さえ無い明日に飛び乗ったの

ぼくは照れて 愛という言葉が言えず

君は近視まなざしを読み取れない

疑うことを覚えて

人は生きてゆくなら

不意に愛の意味を知る

伝えておくれ

十二月の旅人よ

いつ・・・いつまでも待っていると

伝えておくれ

十二月の旅人よ

いつ・・・いつまでも待っていると

 

 


太田裕美さん さらばシベリア鉄道2012版 - YouTube

太田裕美さんの歌声はなぜか清くそして切ない。

この歌もそんな歌声を歌詞がいっそう引き立てる。

シベリア鉄道を歌っている歌はほかにないように思う。

なぜなら、それは悲しみの歴史しか聞くことができないから。

 

十二月の旅人

十二月の旅人

 

 

 

さらばシベリア鉄道

さらばシベリア鉄道

 

 

 

さらばシベリア鉄道

さらばシベリア鉄道

 

 

 

photo by blondinrikard